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人間は「自由への逃走」と「自由からの逃走」の両方をもつ

■2016/03/23 人間は「自由への逃走」と「自由からの逃走」の両方をもつ
心の健康とは心の自由度を保つことだと書きました。

しかし自由であるということは当人が自らの行動や選択に責任もつということであり、時には辛いことでもあります。

ですから、人間は自由であるよりも大きな力に任せたいという願望もあるようです。

かつてのナチス政権下のドイツや 今の北朝鮮のような国家はそのような人間の願望の表れという見方ができるでしょう。

戦争中の我が国もそうだったわけです。

ユダヤ人の精神分析学者エーリッヒ・フロムの「自由からの逃走」という著作があります。

民衆は権力者の拘束や弾圧を離れて自由を求めて逃避しようとするのですが、自由を与えられた民衆は今度は自由に耐えられなくなり、自由から逃げ出したくなるという趣旨です。

つまり人間は「自由への逃走」と「自由からの逃走」の矛盾する二つの逃走願望をもっているということです。

個人に潜むそのような心情が結果として独裁的な国家やカルト宗教を生み出しているのでしょう。





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