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カラヴァッジョと三島由紀夫の共通性

■2016/04/18 カラヴァッジョと三島由紀夫の共通性
昨日は上野の国立西洋美術館でのカラヴァッジョ展を観てきました。

カラヴァッジョ(1571~1610)の作品は、写実主義に基づくものですが、表面だけではなく人間の内面をも写実するものです。

カラヴァッジョは類まれな絵画の才能に恵まれた人であったのと同時に大変短気な人だったらしく、38年間の人生の中で喧嘩沙汰を何度も起こして、ついには殺人事件の犯人となって逃亡生活を送った人です。

私は彼の作品に興味があるのと同時にそのような反社会的な彼の人間性に興味があるのです。

彼の絵画にはギリシア神話や聖書に題材を得たものが多いのですが、同時に中性的な人物や斬首の場面が描かれいます。

彼の反社会的なパーソナリティとそのような絵画の傾向から、私は三島由紀夫のことが頭に浮かびました。

三島は同性愛の問題をかかえていたようで、それが「仮面の告白」という作品になりました。

その中で、主人公はカトリック教会の聖人であるセバスチャン殉教を描いた絵画を見て性的興奮を催します。

また、「潮騒」などギリシア神話をモチーフとした作品もあります。

そして、三島は1970年に盾の会のメンバーとともに陸上自衛隊の市ヶ谷駐屯地に立てこもり切腹し、森田必勝の介錯を受けて現場にはその首が転がっていたといいます。

私の恩師の精神科医斎藤学は三島は異常性愛者的なところがあり血をみることで性的な興奮を感じていたのではないか、さらにいえば、その心理は酒鬼薔薇の事件の少年Aにもあったのではと分析しています。

三島とカラヴァッジョがいろいろと結びつくのです。

三島は人生というステージで俳優になりきる演技性パーソナリティ障害だったといわれますが、カラヴァッジョにもその傾向があったのかもしれません。

当人の写真があればもっと正確に内面の分析することができるのですが、カラヴァッジョは昔の人なので死後に書かれた肖像画しか残っておらず、推測でしかありませんが・・・・





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