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日本人がアドラーの「共同体感覚」を体得するには

■2016/12/08 日本人がアドラーの「共同体感覚」を体得するには

アドラーのいう「共同体感覚」とは他者との横の関係を作るということです。

「嫌われる勇気」を読みますと哲人(著者の岸見先生ということになるでしょう)の言葉として「共同体感覚を得るためには自己受容が必要であり、さらに無条件に人を信頼する必要がある」というようなことが書かれています。

そしてそれに対して青年が「裏切られることだってあるでしょう」と反発するわけです。

さらに哲人は「裏切るのか、裏切らないかを決めるのはあなたではありません。それは他者の課題です。あなたはただ「わたしがどうするのか」だけを考えればいいのです。」と返します。

アドラー心理学を体得するのは難しいのです。

哲人は「生きてきた年数の半分はかかる」といっています。

40歳の人なら20年間ということになります。

つまり、長期戦ということでマラソンのようなものでしょう。

ブームの乗ってアドラー本を読んだだけでは即効性はないということです。

マラソンの選手は予めコースを調べておいて、10キロまでは抑えて、この坂までは何分で、この地点からスパートとかいろいろとペース配分を考えるものでしょう。

ユダヤ人とは宗教文化が違う日本人が、アドラー心理学を本当に体得するためには、自分の未来のビジョンとそれに向かって何をするかという青写真ができていないと難しいのではという感じがします。

「共同体感覚」という空間的な横の広がりを体得するためには、未来に向かう時間的な縦の広がりをいかに作り上げるかということがテーマになると思います。




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