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伊藤智生監督の「ゴンドラ」

■2017/04/09 伊藤智生監督の「ゴンドラ」

1988年制作の伊藤智生監督の映画「ゴンドラ」を観てきました。

ゴンドラとは高層ビルの外窓を拭くためにワイヤーロープで吊り下げられたボックスのことです。

主人公の青年はゴンドラに乗る清掃作業員なのです。

この映画が制作された頃私自身が社会から疎外感を感じつつ同じ仕事をやっていたので、主人公と同一化してしまいました。

そして、もう一人の主人公は母子家庭に育ち心を閉ざしてしまった少女かがり。

かがりと青年が窓越しに出会うのです。

かがりが可愛がっていた文鳥が死に、その死骸を母親に粗雑に扱われて、かがりは家を出ます。

青年は青森の鄙びた漁村の出身であり、かがりを故郷に連れて行きます。

そして、海に小舟を浮かべて共に文鳥を弔うです。

これは恋愛ものではなくて、二人の人間が支えあって生きていこうとする物語です。

映画は安易な結論は出していません。

ゴンドラは小舟になって海に漂うのです。

二度三度と観てもいい作品だと感じました。

上映の後は伊藤智生監督のサイン会。

監督については、死を意識しているが故に生をみつめることができる人という印象をもちました。

30年ぶりの第二作目に期待しています。









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