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アドラーの「共同体感覚」と自助グループの連帯意識

■2017/04/21 アドラーの「共同体感覚」と自助グループの連帯意識

ドラマ「嫌われる勇気」や大川隆法のアドラー本でも「共同体感覚」という言葉はでてきますが、その言葉の深みが感じられません。

現代の日本においてアドラーが提唱する「共同体感覚」というものが具現している所があるとすれば、それは自助グループの中ではないかと思います。

アルコール依存症からの回復のための自助グループであるAA(アルコホーりクスアノニマス)は1935年にアメリカで始まりました。

当時アルコール依存症者は不治の病とされましたが、AAのミーティングに参加することで80%の人が回復したといわれます。

依存症を抱えた人たちがお互いの悩みをひたすら傾聴し合うというルールのミーティングの中にはたらく「ハイヤーパワー」或いは「自分を超えた大いなる力」が奇跡的な開放をもたらしたのです。

医学的に解明できないその不思議な力をニューヨークの医学会ではX因子と呼んでいました。

自助グループでは人々の一体感即ち「共同体感覚」の中にスピリチュアルな力が働き、依存の病から回復し自律が可能になったのです。

AAの日本での活動はは1975年東京の蒲田で始まったとされます。

それ以降、12ステップ方式のAAスタイルの自助グループは都心部において広まり、日本的なアレンジを加えた断酒会は地方で広まっていきました。

ライフスタイルが欧米化している都心部では家族のつながりを重んじる断酒会よりも個人主義的なAAスタイルが適しているのでしょう。

私は断酒会のことはあまり理解しておりませんが、AAスタイルの自助グループにはたらく連帯意識はアドラーのいう「共同体感覚」にかなり近いものだと思っています。





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