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ラファエロのマリア

■2023/03/10 ラファエロのマリア

アート・オン・スクリーン   映画館で味わう世界の美術展の第一弾!!!

ルネサンスの三大巨匠の一人 ラファエロのすべて。

しかし、万能の天才ダビンチ、激情型のミケランジェロに比べるとやや印象が薄い…


ラファエロは結構人付き合いのうまい人だったらしく、自分を出さずにローマ教皇にもうまく取り入ったらしい…

レオ10世の肖像画も描いているが…

赤服の教皇も、周囲の枢機卿も…

聖人にはみえない…

ラファエロが活躍した16世紀の初頭ありたはカトリック教会は腐敗しており、宗教改革に発展してゆく…


ラファエロは、古代のローマ、ギリシアの美術の復興をめざしていた…

アテナイの学堂は代表作の一つ…


 私は、カウンセリングの中で絵画療法ということで、よくクライアントに絵を描いてきてもらって、私なりのコメントをします。

クライアントの無意識の世界が反映していて、

シンブルな絵であっても、かなりの情報量があるもの…

ラファエロほどの巨匠の絵になると…

解読しきれないもの…

 
ラファエロは聖母マリアの絵をかなり残してる。

しかも、その構図は御子イエスとともに、洗礼者ヨハネをも赤子で姿で表現している…

聖書によれば、ヨハネの母親であるエリザベートとマリアは親戚だったらしいが…

それにしても、ヨハネを入れてしまうと、イエスの神性や唯一性を薄めてしまうのでは…

表面的には、キリスト教的であっても、実はギリシア、ローマの多神教の世界がラファエロの心にあったのか…


ローマという地名自体も女神の名前らしい。

生命を育む母なる大地…

南米のパチャママ信仰…

東洋の観音信仰…


ラファエロの描くマリアは、古今東西の文化に共通する集合的無意識におけるグレートマザーの一つの表現に見えなくもない。





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