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情報化社会の中で貴ノ岩の事件に思う

■2018/12/10 情報化社会の中で貴ノ岩の事件に思う
昨年の11月に日馬富士の起こした暴行事件の被害者であった貴ノ岩が、今度は自らが暴行事件を起こし、まさかの引退。

一昔前のスポーツ界、特に格闘技の世界では、体罰というのは当たり前だったようですが、今は情報公開の時代となり、許されないことになっています。

被害者が加害者になってしまうということは珍しいことではありなません。

貴ノ岩に殴られた弟子が、いずれ加害者になってしまうという暴力の連鎖をとめるために、今回の処置はやむを得ないことでしょう。

家庭内でも、子供のころに虐待を受けた人が、成長にして大人になって、自分の子供を虐待してしまうということはよくあることです。

抑圧された心の中の鬱積は、脊髄反射的に歪んだ形で表現されてしまうのです。

セラピーを通して、そのモヤモヤをうまく顕在化し発散させ、世代間連鎖を防ぐことが必要なのです。

少し話が飛びますが、先日、「ダイアモンド博士の“人の秘密”」というNHKの番組で、ジェノサイド(大量虐殺)ということが取り上げられていました。

進化生物学者のダイアモンド博士によると、大量虐殺はチンパンジーの群れ同士の対立でも生じるもので、より強い種を残すために、人にも受け継がれたものだというのです。

20世紀はナチスによるユダヤ人虐殺やカンボジアのポル・ポト政権によるクメール人虐殺など、人間の残虐性が露骨に表れた時代という感じがしていました。

しかし、ダイヤモンド博士によれぱ、未開社会においても虐殺はあったことであり、未開社会に比べて現代の社会は、虐殺された人の人数ではなくその社会での人口比率という点ではむしろ縮小傾向にあるということなのです。

現代社会は、ITが発達したグローバル社会ということで、かつては闇から闇に抛られていたような事件がアッという間に日本中世界中に拡散されます。

そのことが非道徳的な行為の抑止効果を生むということらしいのです。
 




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