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理想のカウンセラー像 ミヒャエル・エンデの「モモ」

■2020/09/04 理想のカウンセラー像 ミヒャエル・エンデの「モモ」

NHKの「100分de名著」で取り上げられたドイツの児童文学者ミヒャエル・エンデのファンタジ―「モモ」

童話ですが、すごく深い…

テレビで見た後に、原作を読んでさらにDVDで映画も観ました。

舞台は…多分イタリアあたり…

大都市の郊外の円形劇場の廃墟にモモという少女が住み着いたらしい…というような書き出しから始まる。

モモの見かけは、10歳前後で背が低く痩せてて肌は黒く、頭はボサボサの巻き毛…

ところが、モモにはすばらしい才能がありました。

それは相手の話をじっと聞くこと。

モモに話を聞いてもらうと、迷っていた人に解決策が浮かんできたり、悩んでいる人は希望と明るさが戻り、自信のない人には自分を大切にする気持ちが沸いてくるのです。
 
魔法を使うわけではなく、力強い言葉で相手を励ますわけでもなく、ただじっと座って、相手の話を注意深く聞いているだけです。

一つの理想的なカウンセラー像がそこにあるのです。

そして、モモの前には時間貯蓄銀行の外交員を名乗る灰色のスーツを着た男たちが現れます…

「100分de名著」では忙しく時間に追われている現代人について、心理学者の河合俊雄氏からユング心理学的な解釈がなされています。

それもとても有益で面白いのですが、著者のエンデは「私の本は、分析されたり、解釈されたりすることを望まない。それは体験されることを願っている」といっています。

作品のイメージが壊れるとして映画化も長い間拒否していましたが、古くから交友のあった監督によって映画化されました。

何度か読んで、観て、さらにモモの世界を体験できればと思います。


《今の時点での私のイマジネーション》

モモは大昔、アフリカからローマ帝国に連れてこられた奴隷の娘…

父母が過酷な労働で死んでしまい、孤児に…

しかし、モモは神様に導かれている、というか、神様と一体化している「光タイプ」と呼ばれる少女。

神様の力によって過酷な労働に苦しむ周囲の同胞の大人たちを力づけていた。

外側の環境に関係なく、豊かな内面的な時間をもてることを伝えるために、時間を超えて、このパンデミックの現代に現れた…


 


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