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茶道の陶器の魅力 トラウマに美が見いだされるのか ?

■2021/06/23 茶道の陶器の魅力 トラウマに美が見いだされるのか ?

表参道にある根津美術館は竹林に包まれた和の空間。

実業家の根津嘉一郎が収集した日本・東洋の古美術を展示しています。

今回の「茶入れと茶碗 大正名器鑑の世界」の催しは、館蔵の茶入れや茶碗を中心にした「わびの世界」

正直なところ私にはこの世界はまだ分かりませんが…

地味な小品が多いし…

それでも、私にもその真価が感じられる信楽の結構大きな壺を発見!!!

しかし近づいてみると割れた跡がある。

割れていなければ…かなりのもの…

と思いつつ、説明書きを読むと…

嘉一郎のアドバイザー役であった高橋箒庵(そうあん)の「この壺は完璧すぎておもしろくないから割ったほうがいい」という言葉をそのまま受けて、嘉一郎はこの壺を破損させたらしい…

それで、壺の銘は「破全」…

なんちゅうことを…

ちょっと派手に割れすぎてしまって、嘉一郎は後悔した…

それでもその後、お客さんに見せたら大絶賛だったとか…

その他にも、長年使用したためにひび割れ、シミが入った雨漏茶碗という粗末な代物が目につきました。

…これが白眉なの???

日本人だけの感性の世界なのか…

少なくとも、西洋人には分からないだろう。

人間もまた陶器のように壊れやすいもの…

幼少期にトラウマを受けると、完全に治ることはない…

トラウマ治療は破損した陶器の断片をつなぎ合わせていくプロセス。

継ぎ目は残ってしまう…

そして、年齢とともに容姿は衰え…しみやしわができ…

そのような陶器にこそ深い価値を見出すのが茶道の世界なのか…

私の勝手な思い込みかもしれないが…

そんなふうに思えてきました。




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