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80年前の戦争トラウマは、現在の経済不況にもつながっている…
- ■2026/03/19 80年前の戦争トラウマは、現在の経済不況にもつながっている…
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ドキュメンタリー映画『父と家族とわたしのこと』
戦後80年を経て今になって語られ始めた戦争の傷痕
太平洋戦争からの帰還兵は、深刻なPTSDの発症したといいます。
PTSDの日本兵家族会代表の黒井秋夫氏によるとそれは例外的な事例ではなく、日本兵800万人のうちなんと170~400万人が罹患したと推計しています。
しかしながら、そのような事実は家の恥だというような、特に地方社会に残る封建的な風土の中であまり知られることなく、
その後の高度成長経済の時代、バブル景気、そしてバブルの崩壊の後の失われた30有余年を経て今に至ります。
80年前の戦争の傷跡は残されたまま、彼らのトラウマは、DVや依存症、うつ、自殺、イジメというかたちに変換して、子孫に受け継がれてきたのです。
本作品では、三つの家族での実例に基づいて、その軌跡を追います。
父から激しい虐待を受けて育ち、自らもまた娘を虐待してしまう女性。
幼少期に帰還兵の父が母に浴びせた罵声が胸に刻まれ、その心の傷が妻への暴力につながった男性。
新興宗教に傾倒した母からの虐待により複雑性PTSDを発症し、自身も娘との関係に迷い続ける女性。
簡単な原則は、「被害者が加害者」になるということ。
戦地での過酷なトラウマ体験を負った被害者(といっても、大陸では現地の人たちに加害行為に及んぶことも…)は、帰還して妻や子供に対して、酒を飲みつつ暴力をふるい、暴言を吐いた。そして、被害を受けた妻は、子供に対して加害者となる…また、その子供たちも、身近にいる兄弟に対して、また、大人になると妻や子どもに対して加害者となる…
被害者と加害者の連鎖はその後の孫の世代にも…
私自身、カウンセラーとして、クライアントのジェノグラム(家系図)を調べてみますと、現代の不登校や引きこもり、うつ、夫婦の不和、犯罪行為などもそのルーツを辿っていくと、思いがけず三代四代前の戦争トラウマに行き着くことが結構あり、驚かされます。
さらに、家系における縦の流れただけではなく、近隣社会への横の広がりも多かれ少なかれ起きるわけで、そうなると因果関係も複雑になり~~~
ジャニーズ問題というのがありましたが、個人の問題というよりは、戦時中の背景があったと思います。
(詳しく調べたわけではありませんが、カウンセラーとして、そのような匂いがするのです)
被害者となって心に傷を負ったタレントたちの歌声は、日本中に広まって…その歌声の中に含まれてしまった病的なバイブレーションによって、日本人全体が負の影響を受けてしまった…何かよく分からないが、虚しい…やる気が起きない…人が信じられない…
『ONE PIECE FILM RED』では病んだ歌姫ウタの魅惑的な美声によって、人々が異世界に閉じ込められたように…
あくまでも直感的な話ですが、長年の日本経済停滞の原因の一端は、80年前に日本人が体験した戦争トラウマが今でも形を変えて、社会全体の空気として漂っているからではないかとさえ思えてきます。



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