トップページ > 心理学コラム > 「たけしの超常現象特番Xファイル」 超能力は本当にあるのか

  • mixiチェック

「たけしの超常現象特番Xファイル」 超能力は本当にあるのか

■2018/01/28 「たけしの超常現象特番Xファイル」 超能力は本当にあるのか

昨年末の「たけしの超常現象特番」の中で、「脳スキャン」という超能力をもつオランダのティモン・クロースという人物が大槻先生のタブレットの暗証番号を見事に当てました。

大槻先生は「超能力なんかあるわけがない。当たったら名誉教授の称号を返上する」と宣言していたのです。

大槻先生は実験後少し動揺していたように見えましたが「一ヶ月待ってくれ。その間に解明してみせる」ということでした。

そして、大槻先生は今月25日のブログの中で、「私のIPADの表面を鏡として利用して横に置いてあった紙に書かれていたパスワードを読み取っただけ。照明の位置を変えることによってできることだ。事実、当日は番組放送の6時間前からその準備が始まっていたことが分かった」ということを書いています。

私は録画したこのシーンを何度も見直しましたが、折りたたんだ紙(大槻先生自身が所有していた透けて見えない紙)の中の隠されている数字がどうやって横に置いてあったIPADの画面に写り、それがどういうかたちでかなり離れたところにいるクロースに分かったのか・・・

大槻先生のような立場をとる人は必要かと思いますが、その説明は不十分なものであり私には全く納得できません。

大槻先生は紙にアラビア数字ではなく漢数字で書いておけばよかったといっていますが、そうであるならば再度この対決を見たいところです。

あるいは種明かしの公開実験だとか・・・・

確かに今のマジックは間近で見ていても種が分かりませんよね。

ミスターマリックが登場したときも、当初私自身これは本当にすごいと思ってしまいましたが暴露本が出ました。

明治から大正にかけて福来友吉という東大の心理学者が当時千里眼と呼ばれていた透視能力のもつ女性を呼んで公開実験をしましたが、不正が発覚して東大を追放されてしましました。

しかし、被験者の女性が公開実験のプレッシャーに負けて不正をしたにしてもその透視能力そのものはあったのではないかと思っています。

臨床の場面で私自身クライアントの心身の状態が不思議に分かったりすることがよくあるからです。

心に関することは分からないことばかりですが、オカルト的な現象もこれから少しずつ科学的に解明されていくでしょう。

脳内には文字どおり鏡の役割をするミラーニューロンという神経のネットワーク(これもまだ仮説ではありますが)があり、そのミラーニューロンによって相手を微妙な表情を読み取り、内面的な感情を察知することができるといわれます。

そのミラーニューロンがフルに活性化することによって相手が心の中で考えていることや脳内のイメージを読み取る能力が発揮されるのではないかと私は考えています。

福来先生の時代は近代化欧米化の波の中で合理的な教育が推進される時代でしたのでその研究は時代の流れに逆行するものでした。

しかしながら、現代のアメリカでは、祈りや瞑想によって病気から回復した、人との関係が良くなったということが学問的にかなり研究されているようで、医療論文のデータベース検索サイトCarenetに日本語で「祈り」という言葉を入れると6万件以上の英語の論文がヒットします。

数字を当てたとか、スプーンが曲がったとかいうことは大したことではありません。

人間のもつ未知の能力については、今後日本においても単なる見世物的な興味ではなく、医療や犯罪操作などの実利的な目的で科学的な研究が必要かと思います。



◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
☆「いいね!」や「ツイートする」ボタンより是非コメントやご感想をお願い致します☆
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
心理相談室セラペイア
http://www.therapeia.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
住所:東京都大田区中央4-11-9
TEL:03-3775-1225
---------------------------------------------------------------------
Facebook:http://goo.gl/EcRmWz
ameblo:http://goo.gl/ePF6b4
*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…*…
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
  • スターピープル48号掲載記事
  • 川崎麻世さんとの対談
  • チベット紀行
  • FAPについての論文・学会発表