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ドキュメンタリー映画「牧師といのちの崖」を観て

■2019/02/17 ドキュメンタリー映画「牧師といのちの崖」を観て

和歌山県白浜町には、観光名所であり、また自殺の名所でもある三段壁という断崖があります。
 
そこでいのちの電話を運営している白浜バプテストキリスト教会の藤藪庸一牧師の活動を追ったドキュメンタリー映画「牧師といのちの崖」。
 
このタイトルを聞いて、三段壁での自殺志願者と牧師の緊迫した言葉のやり取りを記録した映画かと想像しました。
 
しかし、その内容は、むしろ救助された人々の教会での共同生活を追ったものです。
 
彼らに対して、牧師として神の愛を語りつつ、ときには厳しく生活の在り方を指導する藤藪さんですが、その藤藪さんも弱さをもっているようで、結構奥さんに支えられている姿がみえてきます。
 
教会で共同生活を送りつつ、教会が経営しているお弁当屋さんで働く数人の男性の日常にスポットを当てているのですが、途中から特にその中の一人の若者にフォーカスしています。
 
ところが、映画の最後で、その若者が社会生活に戻って数年後に自死してしまったという衝撃が伝えられます。
 
藤藪牧師とその前任の江見牧師の働きで1000人以上が保護されているのですが、ときには不幸なことが起きてしまうのが現実なのです。

この映画を観終えて、以前少し書きましたが、薬物依存症者のための回復施設であるダルクの実情のことが頭をよぎりました。
 
経済的に貧しいダルクでも自殺者が絶えないようなのです。
 
スぺインのように公的な機関の支援によって、一人ひとりの性格や社会状況に応じたさまざまなセラピーのバリリエーションが用意され、きめ細かいリハビリのプログラムがないと悲劇は防ぎきれないのではないかと思いました。


 



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