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コーマワークができる日本人の感性

■2019/03/04 コーマワークができる日本人の感性

昨年に引き続きコーマワークのセミナーが水道橋の東方学会本館の「温室」で開催されました。
 
コーマとは昏睡状態という意味で、事故や病気などで意識を失ってしまった人々、つまり、植物状態の人たちの心身の状態です。
 
そして、意識障害の人たちの微細な瞼の動きや手足の動きから、内面的な感情や意図に気が付いていこうというがコーマワークです。
 
この「温室」は、植物がのびやかに成長しています。
 
天井からも植物がつるされていて、それが緩やかに回るのを見ているだけで、トランス状態に入っていくような気がします。
 
コーマワークとしては格好の場所なのです。
 
今回のテーマは「枯山水とコーマワーク」
 
まずガーデンプランナーとして「温室」を管理している塚田さんから「枯山水」というテーマでお話を聴きました。
 
「イネ科の植物である竹、笹、ススキは枯れると中が空洞になる。そして、そこに何かが宿ってくれると日本人は信じるようになります。また、枯れ葉がカサカサと音がするところから、訪れ(音ズレ)という言葉が生まれたのでしょう。冬の枯れた風景の中にも、すでに内面的な命が少しずつ生まれていて、春の訪れを予感できる繊維な感性を日本人はもっているのです。そのあたりから枯山水の庭園が生まれたと思います」というような深い話でした。
 
後半は「温室」の中の植物を一つ選んで、その植物と対話をするワーク。
 
15分ほどのワークでしたが、みんなでシェアすると結構みんな深い体験をしている…
 
 インドの輪廻転生の思想では、人間が動物に生まれ変わる、あるいはその逆もあるということになっていますが、植物が輪廻のサイクルに入るという話はありません。
 
それに対して、東洋思想の大家中村元先生の本によると、草木にも精神があり、成仏することかできるという思想が中世日本の天台宗にあったようです。
 
さらには枯山水の庭にある岩や砂といった鉱物にさえも生命を感じるのが日本人なのです。


 


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