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教皇フランシスコの来日
- ■2019/09/19 教皇フランシスコの来日
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ローマ教皇フランシスコが今秋11月23~26日に来日することが正式に発表されました。
東京ドームで教皇ミサが開かれ、また広島、長崎を訪問される予定です。
彼の半生を描いた「ローマ法王になる日まで」をDVDで観ましたが、南米アルゼンチンの独裁政権時代に司祭仲間や信徒を殺されつつも、貧しい民衆の解放のために戦ってきた信仰者です。
カトリック内部の改革を推し進め、日本のカトリック信者からの崇敬もかなり厚いもののようです。
1960年代に数回に分けられて開かれた第二バチカン公会議により、教会の近代化が図られ、他宗教との対話も始まりました。
日本においてもカトリックの修道士と禅宗の僧侶との霊性の交流が続いています。
カトリックには、プロテスタントにはあまりない黙想というものがあって、禅のような瞑想に通じるものがあるのです。
黙想の一つの特色はイメージ療法であり、セラピーとしてもとても効果の高いものです。
イエスは「私はブドウの木、あなたがたは枝です」と言ったり、当時の民衆に対してわかりやすいたとえ話をしたりしていて、福音書はイメージの宝庫なのです。
聖書の中の豊かなイメージが教会堂のステンドグラスになったわけです。
スペインのサグラダファミリア教会には一度行ってみたい。
しかしまた、カトリック教会は巨大な組織のゆえにネガティブな見方もできるでしょう。
カトリック教会は日本の主要都市のみならず地方に行ってもありますので、かなり細かい世界的なネットワークです。
CIA以上かも…
そこから陰謀論的なうわさもでたりします。
確かに教皇は政治的な意味でも大きな影響力をもっているのでしょう。
トップである教皇自身のスピリットが純粋であっても、組織がずれた方向にいってしまうということもありえます。
徳川幕府がキリスト教に対して禁教令を出し、長崎だけではなくて江戸でも殉教者が数十人でたといいます。
しかし、そうしなければ、おそらく日本はスペインかポルトガルの植民地になっていたでしょう。
カトリック教会についてはさまざまな見方ができるものです。
教皇フランシスコは今回の来日で何を語るのか注目されるところです。
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