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世界に誇る天平仏 それでも阿修羅像は運命に立ち向かう!!!

■2022/10/06 世界に誇る天平仏 それでも阿修羅像は運命に立ち向かう!!!

あをによし 奈良の都は 咲く花の 
にほうがごとく 今盛りなり


奈良時代は日本としての国の文化が最初に花開いたとき。

そして、奈良時代の天平仏は日本の仏像の頂点とされる!!!

というか、ルネサンス芸術にも勝るとも劣らない…

世界の美術の頂点かも!!!!!!!!!!!

鎌倉初期の慶派の仏像もいいけれど…

奈良の天平仏の多くは、脱活乾漆造りで、漆と木粉を混ぜたものを盛り上げて造られたものであり、生き生きとした生命感が伝わってくる~~~

特に有名なものは、この阿修羅像。

正面の顔だけではなくて、左右の顔にも注目すべし~~~

阿修羅とは、元々はインドの戦場の神様。

左の顔は、敵に対する恨み、敗北の悔しさ、社会への憤りを感じさせる…

右の顔は、なんでこんな不条理なことがあるのか… これからどうしたらいいのかという動揺、迷い…

そして、中央は、左に右に揺れ動く心の葛藤を抱えつつも、それでも自らの運命と向き合おうと合掌する凛とした表情…

ルネサンスのミケランジェロの彫刻が外側のフォルムの美しさだとすると、天平仏は内面的な光の表現~~~

興福寺は唯識思想を中心とした法相宗のお寺。

唯識思想では心の最深部にはアーラヤ識と呼ばれる潜在意識があるとされる…

アーラヤ識はユングのいう集合的無意識に相当するもの…

興福寺の仏像は、心の深層にある宗教宗派を超えた信仰心を表現していると考えられる。

阿修羅像以外の八部衆も大変な傑作ぞろい~~~

細部を観ると、文様、形が一つ一つ違う!!!

ただ、阿修羅像(右から四つ目)だけが甲冑を身に着けていない姿が意味深長…

モデルは、光明皇后の幼くして亡くなった息子なのか…

それとも藤原政権に反旗を翻した橘奈良麻呂なのか…

阿修羅像からはさまざまなストーリーが生まれている…

釈尊の十大弟子像も人間性や感情が見事に表現されている。

例えば、釈尊の実子であった羅睺羅(らごら、ラーフラ)像の表情。

(写真が少し小さいですが…)

親父の存在が大きすぎる…

俺の人生は一体何なんだ~みたいな…

奈良といえば東大寺の大仏だが、今の大仏は仏教が形骸化した江戸時代に造られたもの…

顔はロボットみたいでイマイチ…

東北大学の田中英道先生によると、奈良時代建立当初の大仏は、国中連公麻呂(くになかのむらじきみまろ)という天才仏師のもので、その表情はすばらしい霊性をたたえたものだったという…

また東大寺は七重塔が対になっており、今以上の壮大な伽藍であったらしい。

帰りはバスの車窓から平城京跡を観ながら、大和西大寺へ。

三か月前にはこの場所で惨事が…

京都も奈良も寺社による結界で守られてきたといわれるが…

その結界が破られつつあるのではという話しもある…


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