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大谷翔平の二刀流

■2018/05/21 大谷翔平の二刀流
20年ほど前にTVのスポーツニュースで「日本人の投手が160キロの球を投げることができるでしょうか?」という質問に対して、かつて在京球団のエースだった解説者が「日本人の筋力では99%不可能です」と答えていました。

ところが、大谷投手は2012年高3の夏に160キロを記録し、2016年に日本人最速の165キロ、そして今大リーグで大活躍。

本人は世界記録の171キロに挑戦すると表明しています。

その速さの秘密は、柔軟な肉体、特に肩の可動域が驚くほど広いことにあるようです。

さらに足腰の強さでしょう。

日本人の投手で190cmを越すような投手は、どうしても動きが悪いという印象がありましたが、彼(193cm)は全身を連動させてスピーディに動かせるのです。

しかも、打者としても特大のホームランを連発。

投打の二刀流は大リーグでも驚嘆されています。

ほとんどの解説者が、投手かバッターがどちらかに絞るべきだといってきました。

しかし、彼には二刀流の方が適しているのでしょう。

国会議員でプロレスラーという人もいますよね。

かえって柱が二つあった方がバランス感覚がいいということもあるわけです。

私はカウンセラーとしてクライアントに接していると、その人のエネルギーがなんとなく感じられることがあります。

芸術家だとか、職人さんだとか、その世界の名人だとか、というような人は、一つのものにフォーカスしたエネルギーを出していることが多いものです。

そのような人たちは、自分が何を目指したらいいのか、比較的早い時期に気付くことができるものですが、一つの道を極めるというはかなり辛いことでもあります。

イチローはこのタイプです。

それに対して、扇のように開いたエネルギー。拡散したエネルギーを出す人もいます。

そういう人は自分が何に向いているか、人生で何をしたらいいのか、いくつも候補がでてしまうので、迷うこともありますが、いろいろなことを楽しんでやれる人でもあります。

大谷はこのタイプでしょう。

大谷以外にも、錦織圭、羽生結弦、藤井聡太といった今までの通念を打ち破る若者が出てきました。

彼らは、「ゆとり世代」の若者たちです。

いろいろ批判される世代ですが、実は今まさに「ゆとり教育」の成果が出てきたともいわれます。







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