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「ソイレントグリーン」に描かれた2022年

■2020/07/16 「ソイレントグリーン」に描かれた2022年

1973年制作チャールトン・へストン主演の「ソイレントグリーン」の舞台は、半世紀後の2022年。

世界は人口増加により食料が無くなり、貧富の差が拡大。

水質汚染によって、植物や動物は死に絶え、温暖化が進んでいる…

新鮮な野菜や卵が買えるのは、一部の富裕層だけ。

牛肉はさらに希少品。

一般庶民には「ソイレントグリーン」という海のプランクトンから作ったという加工食品が週一回配給される。

「夢の高栄養食品」という触れ込みで長蛇の行列ができるが…

民衆の暴動を恐れてか、警察が監視し、外出制限もある様子。

この映画には、疫病感染は出てこないが、家もなく路地や教会の中で雑魚寝する人々… いつパンデミックが起きてもおかしくない…

ところで、あまりマスコミは報道しないが、長江の水害は…三峡ダムは大丈夫なのか…

現実の今、2020年と通じるような社会…
 
この映画が製作された1973年という年は、第1次オイルショックの年で石油の値段が上がり、トイレットペーパーが品薄になった年。

イケイケドンドンの日本経済にも陰りが見え始た…
 
戦後まもないころは、現世利益を肯定する大教団が急成長を遂げたが、1973年を起点にして、世俗を離れ内面的な世界に入ろうというような少人数の教団が現れ始めた。

その流れはオウムの事件にもつながっていく。

日本の宗教史の中でもターニングポイントになる年。

その年に作られた「ソイレントグリーン」に描かれた近未来2022年は、確かに今の社会と通じる部分があるような…

作品の後半部、さらにエンディングでも、かつての美しい自然の風景とともにビバルディの「四季」が流れる。

そして、介護施設から工場に潜入した主人公の刑事はソイレントグリーンの原料を突き止め、驚愕する…

この映画を30年ほど前に観た時には、その映像とビバルディの「四季」が強烈に焼き付いたが、話そのものは未来の一つのフィクションという感じだった。

しかし、今改めてみると、結構リアルなこととして受け止めました。


 



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