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スピリチュアル画家ヒルマ・アフ・クリントの世界

■2025/05/15 スピリチュアル画家ヒルマ・アフ・クリントの世界
ヒルマ・アフ・クリントは1862年生まれのスウェーデンの女流画家。

王立芸術アカデミーで正統な芸術教育を受けたものの、スピリチュアリズムに傾倒し、アカデミックな絵画とは全く違う独自の画境に入る。

スウェーデンという地域、さらに女性への差別もあり、マイノリティということでその名前は長く知られることはありませんでした。

しかし今、スピリチュアな世界がブームを呼び、量子力学の発展により「目には見えない実在」が一般社会にも認知されるようになって、アジアでは初めてとなる展覧会が催されています。

クリントが生きた時代はブラバツキーの神智学、さらにそこから派生したシュタイナーの人智学といった神秘思想が台頭した時代~

クリント自身も幼少期から交霊会に参加して、霊的な体験をしていた…

当時は、メスメルの不思議な催眠療法も注目されていて、そのようなスピリチュアリズムの背景からフロイトの精神分析が生まれ、さらにユングの分析心理学といった臨床心理学の系譜が始まります~~~

ユングの分析心理学はイメージの心理学とも呼ばれ、そこから後にスピリチュアルな世界を科学的に探求していこうとするトランスパーソナル心理学が生まれます。
 

クリントの絵画は、大きな存在(アナンダというらしい…)に導かれて描いたもの…

何か文字らしいものも書かれているのだが…

意味不明?????

そのモチーフは十字架、円、らせん、渦巻き貝、男性性女性性、陰陽、ミクロとマクロ
何か普遍的なものを指し示すような…

ユングのいう集合的無意識が感じられる奥深い世界□


人間の一生を幼年期・青年期・成人期・老年期の四つに分けた連作「10の最大物」シリーズが今回の展示の一つ見もの。

成人期は紫で表現

社会生活、子育て…いろいろストレスもあるような感じもするイメージ

ところが、老年期は枯れるのではなく、さらに新たな命につながるのか???

ピンクとなり明るい⤴⤴⤴


「神殿のための絵画」のシリーズの一つ

クリントが神を礼拝する場所??
 
コレ前方後円墳みたいな…

日本人の心にも何かフィットするスピリチュアルな世界です。


 



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